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ネタバレ感想です。
そしてスザク&ユフィ好きさんには厳しいかと;(苦笑)
―――カレン好き様にも厳しめ・・・ではなかろうか。(ェ)


感想と言うよりは、物凄く解りにくい私的考察です。
胸がいっぱいで上手く言葉に出来ない・・・!


嗚呼
も ど か し い ! !











スザクゥゥゥゥゥ!!!(激怒)
テメ、この野郎貴様ァ!!なんばしよっとねェェェェェ!!(地団駄)
うっわもうこれはアンチスザク。私完全にアンチスザクになっちまいました。
嫌いじゃなかったけど、いや今でも嫌いじゃないんだろうけど、なんというか・・・、可愛さ余って憎さ百倍っていうか、憎たらしいぜゴルラァ(巻き舌)と言いますか・・・・・・・・・。
うぅおぉダメだ。
興奮しすぎて胸いっぱいっていうかいきどろしい。憤ろしい。まさにそれ。(By.山月記)
ヤバいほんっとヤバい。


いやね。私が前からアンチスザクだったのには理由がありまして。(そりゃ理由無かったら嫌いにはならんだろうよ)
いやほら、主人公至上主義だからなのかもしれないんですが・・・、多分ソレもあると思うんですが・・・
ルルーシュ派の人間としては、ルルーシュの気持ちがどうしようもなく切なくて、スザクが憎くなるわけなんですよ。
スザクって自分の事ばっかりで周りが見えてないんですよね。子供の頃と感情表現や精神年齢、自己中心度や傲慢さなどが変わらず同じで、きっと何一つ成長していないんだと思います。(暴言)


スザクにとって愛って何なの。


中盤差し掛かった辺りからずっと抱いてた疑問はこれです。
ヤツには色恋の愛しか眼中にないんでしょうか。
形にして残せない愛はアイツにとって何の価値もないのか。
普通に考えて色恋の愛、恋愛の愛は最終的には子供を残せる。一般的に、愛の結晶と称される子供を。
そういった物でしか、アイツには解らないんでしょうか。
ユーフェミアはどういった意味でスザクに、『私が貴方を好きになります。だから、貴方も私を好きになりなさい!』なんて事を言ったのか。
色恋なのか、それとも母性か。
自分の死に場所を求めるスザクを、ほっておけなかったのは解ります。
ただ、それがどういった感情から来たものなのかによって私はユーフェミアの自分の中での評価や認識を変えなければならないんです。(いや、何もそこまで・・・)
考えなしの甘ちゃん、というのが大半の方の評価だろうと思います。私もそうです。
だって、自覚が足りないんですもん。
皇族として、上に立つ者としての自覚が足りないんですよ。
母性から来たのであれば、まだ情状酌量の余地があります。個人的な価値観ですが。(汗)
慈愛の姫。親善大使。戦いではなく平和の姫。
SEEDの初期段階のラクスのような位置に居るくせに、自分の事、自分の周りの目に見える範囲にしか目を向けられない。向けていない。知りもしない。
けれどそれでも姫として、皇族として、上に立つ者として、スザクをほっておけなかった―――慈愛の姫が、一人の兵士を救った。
こういう事であれば、ユーフェミアもちゃんと考えているんだな、と感心出来ます。
しかし、個人的な感情、好き嫌い、ただスザクを自分の傍に居させたい。そういう、色恋絡みの理由であったのならば、もうユーフェミアは軽蔑の対象にしかなりえないんですよね。そうなると、あまりにも無自覚で軽率。
今以上に冷えきった目でしか見れないです。


スザクも同様に。
日本を救うために、父親を殺した。
後戻りは出来ない。
だからそうせざるをえなかった原因であるブリタニアを憎み、内側から変えるために生き延び、兵士になった。
それなのに、死に急ぐ。死に場所を求める。
自分は愛されていないと思っているから。必要とされて居ないと思っていたから。
―――ハッキリ言って矛盾してますよね。
お前の覚悟はその程度かよ、と。
父親を殺した責任?
・・・取らずに死に逃げようとしているくせによくもまぁそんな事が言えるな。(嘲笑)
ソレが意識的だったにせよ無意識だったにせよ、スザクの行動や考え方は矛盾に満ちてます。


スザクにとって、愛は常に与えられるものであって、与える物じゃないんでしょう。
ずっと受け身。
与えられるのが当たり前なんです。
ユーフェミアに『だから、私を好きになりなさい。』と言われるまで、愛は相手には与えていなかった。
ルルーシュは友愛を(ナナリーは定かではないですがとりあえず愛を)惜しみなく与えていたのに、必要とされているのに、スザクはそれに気付かない。愛されているとは思っていないから。
―――本当はちゃんと、知っているはずなのに。
なぜ解らないのか。解ろうとしないのか。
多分それは、ルルーシュ達から友愛を貰えるのは当たり前だからに違いない。
その現状に慣れたスザクは愛を貰っているのだという事を忘れさって、新しい愛を欲しがってるんです。
―――唯一、与えてくれているのはユーフェミアだと、そう思ってやがるんです。
だから、その人を殺したゼロを憎んだ。
今日の放送で、スザクは薄々ゼロがルルーシュであるという事に気付いていたと言っていました。
否定していたんだそうですが。
愛を与えてくれていたユーフェミアを殺した、常に・・・ユーフェミアよりも前から、形は違えども愛を与えていてくれたゼロ(ルルーシュ)。
それなのに、憎んでるわけか。殺せるワケか。
―――今回ゼロバレネタが二回(計3人に)もあったんですが(いやそこは置いとこうぜ)、顔が見えない、信じたくないと否定しまくってゼロを撃ったとかならまだしも。
親友と解りつつ殺せる、殺そうとする事が出来るスザクに失望を感じざるをえない。
一部終了に間際のあの電話はなんだったのか。
・・・・・・・・・あの時にはもう、スザクはルルーシュを殺す決意を固めていた、んでしょうねあの状態だと。・・・―――あぁもうありえない。
ルルーシュはずっと正体(ランスロットの中身がスザクだという事)が解っていて・・・、どうしても自分と一緒にブリタニアを壊して欲しい、ナナリーにとって優しい世界を作って欲しかった。だから殺せなかった。
いつか、解ってくれるんじゃないかと甘い期待を懐いていた。
それは、ひとえに親友だったから。
一度懐に入れた人間にはとことん甘いルルーシュは、どうしてもスザクを切れなかった。
自分にとって邪魔でしかない事は解っていたけれど、スザクを切るに切れなかったんですよ。
なのに。
スザクは、ユーフェミアを殺した仇だからと、親友を殺す事を厭わなかった。
正直ガッカリです。失望しました。
葛藤や驚愕、そんなものを描いてくれていたら、ここまでそんな気持ちを抱く事はなかったと思いますが・・・。


スザクはもし、ルルーシュがユーフェミアに殺されたらどうしたのか。


―――多分ユーフェミアを主人と仰ぐ事は出来なくても、殺さないんじゃなかろうかと思わずにはいられない。皇族だし、自分が仕えていたから。
この考えは私がスザクを好かないもうひとつの理由が根源です。
スザク(の考え方と行動)が好きになれない理由はもうひとつあって、スザクってどんだけ考えなしなんだ、って所にちょっと引っかかってるんです。
なんか・・・、スザクはルルーシュたちを本当に大切にしてはいないのではないのか、と思ってしまうんですよ。
ルルーシュたちの正体、スザクは勿論知ってますよね?事前に知ってましたよね?
ブリタニアから隠れている事、知ってましたよね?
それなのに、ユーフェミアの騎士になるなんて・・・・・・・・・、お前は一体何考えてるのかと思わずには居られない。お前の頭にはスポンジでも詰まってやがんのか。狂牛病にでも掛かってんのか。(ェ)
一介の軍人ならともかく、ブリタニア皇族の騎士という事は、当然素行とか色々と念入りに調査されますよね?当然、プライベート―――学校や対人関係にも調査は及ぶと思います。
そんなの、普通に考えたら解る事です。
もしもブリタニアにルルーシュとナナリーが見付かったらどうするわけよ。お前責任取れんのか。
味方のくせに主人公に危険を及ぼし、足を引っ張るキャラというのが私は憎くてたまらないんです。
実際、ユーフェミアにルルーシュとナナリー見付かっちゃったじゃないですか。
逢いたくなかった、無自覚で残酷な姫に。世界の汚い所なんて、残酷な所なんて、ちっとも解って居ない無知な慈愛の姫に。
そしてその為に、ルルーシュは居場所を失う危機に陥った。
行政特区なんて、そんな物あったってルルーシュには何の特にもならない。無条件でそこの住人になれるわけじゃないから。ブリタニアに選ばれて漸く入れるような所、寧ろ危険でしかない。迷惑でしかない。
折角手に入れた黒の騎士団という手足も、このせいで失いかけた。
恨みを、目的を晴らしてからとかではなく、なんとも生温い形で。
特区が出来たからって、ブリタニアが変わるわけじゃない。
ユーフェミアはもう一度あの頃のように・・・と思ってやっているに過ぎないんでしょうけれど、ソレは即ちルルーシュたちにブリタニアへ戻れ、って言ってるのと同じ事でしょう?
マリアンヌが殺されたのは、本当にテロリストによる犯行なのだと思い込んでいて、おかしいと感じもしなかったわけですよね。
無知にも程がある。その上、残酷すぎる。
そんな人間に惚れ込んで、知らずにルルーシュたちを追い詰めている。
こんなの、許せないじゃないですか。
少しでもルルーシュが好きな人間だったら、この主従を憎まずには居られないと思います。
何も知らないくせに、と。
スザクも素晴らしい事、素晴らしい考えだと賛同しかして居ない。
この無知な考え無しの主従めがァ!って、夜中なのにも関わらず、本気で叫びそうになりましたよ。(実は、今回の25話で、『テメェスザクぶち殺すぞワレェ!!』ってテレビを前に叫びました。/お口が悪いですよ四谷さん)


そんな事(ベース)もありつつ―――スザクは許されない事を今回、更に2回もした。
これは上記で散々罵っている通り、ゼロの正体を知りつつ、ユーフェミアを殺したからと銃口を向けた。
んで、もうひとつ。
それはルルーシュにとって一番言われたくない事(過去のトラウマ)を知らなかったとはいえ、一番最悪な形で口にした事。
親友の、ルルーシュの存在を否定したんですよ?
存在を、根源から否定したんです。
反射的にルルーシュは、スザクに銃口を向けた。自分の心を、存在意義を守る為に。理性で、ではなく本能的に。
それまでは絶対に殺さないというスタンスを崩さなかったルルーシュが、思わず出てしまった行動。
スザクは反射的ではなく、ルルーシュを憎んで銃口を向けてますよね。
―――スザクの存在意義って、ユーフェミアに仕える事だけだったんでしょうか?
ルルーシュは?ナナリーは?
スザクに死を思いとどまらせるだけの理由にはなっていないんでしょうか?
ルルーシュは打算ではなく本心から、スザクを生かしたいと思って、死に急ぐスザクに一度きりしか使えないギアスを使ったんですよ?
自分の為に生きて死ぬまで自分について来い、と言う事だって出来たのに、解って欲しかったから、自分の意思で自分の方について欲しかったから。
だというのに、スザクはルルーシュを否定した。
もう・・・本当に許しがたいです。
だったら自分も否定されるべきじゃないですか?
ルルーシュは母・マリアンヌの仇を討つためだけじゃなく、自分を否定した父を憎み、ナナリーの視力と足の自由を、平穏を奪った皇室を憎んだんですよ。
スザクは日本を守る為に父を殺し、その為に憎いはずのブリタニアの軍に入った。内側から変える為に。
それはある意味、ゼロとなり、黒の騎士団を作ったルルーシュと同じ行動。
ルルーシュの行動が間違っているのなら、スザクの行動だって間違ってます。
テロで人を殺すのは悪でも、軍で人を殺すのは悪じゃないのか―――ソレを聞きたい。
今、スザクの駆り立てているのはただの敵討ち。
それが正義だったら、ルルーシュだって正義なんじゃないですか。
結局自分にとっての正義だけしか貫いて居ないんですよ。まぁ、それはルルーシュも同じかもしれませんがね。
そもそも正義と悪、なんていうのは、個人で捉え方が変わるんですよ。
スザクは真っ向からゼロの考えを否定しに掛かっていた。
そんなの、ゼロ(ルルーシュ)からしてみれば、そっちを否定するでしょう。
自分だけが正しいと思い込んでいるスザクは、子供の時となんら変わって居ないんではないでしょうか。
ルルーシュはそんなスザクを否定しなかったのに、説得を続けていたのに、それをスザクはあんな形で・・・・・・。
どうしようもなく憎らしいです。


カレンも、大概ありえなかったです。今回のでやたら株が下がった。
ずっと利用されていた?…は、何を今更!
ゼロがブリタニア人である事を知っているんだから、それを覚悟で付いていったんじゃないのか。
ゼロの正体がたまたまカレンにとって級友、学友であったにすぎないのに。
それだけで自分が裏切られたと、自分達が裏切られていたのだと。
じゃあゼロはなんのために日本を解放しようとしているのか考えなかったお前らもお前らだろ。
リーダーだったらいけないわけか。
少なくともラクシャータやディートハルトは自分の利の為に動いているじゃないですか。純粋に日本を解放しようとしているワケじゃないのは明らかなのに。
各々の目的、それがたまたま黒の騎士団だっただけの話で、別に日本を解放したいワケじゃないだろあの人たち。
それはOKなのか。
カレンが騙されていたと感じたのは、まぁルルーシュの発言のせいなんだろうけれども。
『いずれ世界を手に入れる』みたいな事言ってたからか?
カレンはゼロにどんな幻想を抱いていたのか知りませんが、ゼロが野心家だとは思わなかったのか・・・?
私の記憶間違いでなければ、カレンとスザクの間で騎士とは何か、の問いってありましたよね?
前者はたしか、ただ主人の思うままに付き従う者。
後者は、主人の間違いを正しながら付き従う者、だったかと。
―――いや、間違いだったらあれなんですが・・・(汗)
正しながらって、お前・・・って思いません?極端にすると、主人を操ってるような感じに取れるんですが・・・・・・・・・あれぇ?(汗)
いやいやそこは置いといて。
カレンは付き従うって言ってるのに、どんな時でも付き従うっていってるのに、ゼロがルルーシュであると知ったとたんにそれを崩すのはどういう事なんだ、と問いたい。
クライマックスの話ばっかりしてアレなんだけれども;;(アレってなんだ!/ェ)


反して、C.C.はもう株上がりまくってます。
ルルーシュにキスしていたのにやたら上がってますが、何か?(エェェェェ!?)
もうホント・・・一気に女性キャラ中2位まで上昇したんですけど。
すべてはルルーシュの為に動くって言うそのスタイルに惚れ込みました。
ネオオレンジ(笑)と心中されましたが―――果たしてあれでC.C.は死ねるんでしょうか・・・?(ずっと疑問だった)


ん。まぁコーネリア姉様の株もやたら上がったんですけど。
若干ユーフェミアの兼で壊れてましたけど。
ルルーシュの正体がバレた(バラした)時のあの表情や倦怠感・・・というか気だるげな雰囲気とか・・・。
血に濡れたコーネリア姉様は美しかったなぁ・・・(笑)
不謹慎ですがね。(苦笑)
結局、聞き出せた事はマリアンヌ殺害のあの日の事。犯人はコーネリアも知らなかったワケです。
警護担当だったコーネリアは、マリアンヌに兵を連れて下がって、と言われたそうです。
その後、悲劇は起こった・・・・・・・・・。
―――マリアンヌがどういった人間なのか、どうして護衛兵を下げさせたのか。
それがこれからのギアスの鍵なんでしょうけど・・・とりあえず、続編が非常に気になる終わり方でした。(笑)




第二部でルルーシュ死んでたら、本気でスザク嫌いになってやる・・・(ボソリ)














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