× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 コロツナ小噺。(現在でも未来でもOK。) しっかし最近、コロツナマジで熱い。(本誌に対抗) で 君 だ け 「愛してる」 彼は。いつものような獰猛な獣のごとき笑みではなく、綺麗に穏やかに、微笑んで、言った。 そこに常の生意気さは全く感じられず、ただ縋るような色だけが俺に向けられている。 (そう・・・、まるで母親に愛情を求める子供のように無垢な、) 寂しそうで、哀しそうな表情。 哀願するかのような響きを帯びた声音が、幾度も幾度もその唇から零れ落ち、鼓膜を震わせた。 「 愛してる・・・、 愛してる愛してる愛してる愛してる・・・・・・・・・。 愛してるんだ、 ツナ 。」 慈しむべき子供。 親の愛情を知らずに育った、呪われた青の子供。 数多の血を浴びて、気の狂いそうな戦場を見ても尚、澄んだ、空色の―――コバルトブルーに白を少しだけ溶かしこんだかのような、美しい瞳。 愛情に飢えた子供は、俺に手を伸ばし、無意識に救いを求めていた。 (拒めるはずが、ない。) そっと、日に焼けても白いままの、瑞々しい生命力に溢れた(、仄かに色付いている)頬に触れる。 反対側の手で、絹糸のように柔らかく上質な金糸を、指で優しく、梳いた。 ―――愛? そんなモノ、お前の孤独を癒せるのならいくらでもくれてやる! 「俺も、お前を愛しているよ・・・。」 俺が、自分なりに慈愛に満ちた顔で微笑んで見せる、と。 花が咲いたように華やかに笑ったお前。その、嬉しそうな顔といったら!(忘れたくても忘れられない!) 即席コロツナ。 のうさんへの相互御礼を考えてたら全く違う所からコロツナネタが降ってきました。(忘れない内に書いてたらなんとか形になったので此処に投下。) っていうかのうさん!すみません!!(汗) 相互お礼はもうちょっと待ってて下さい・・・!!(焦) 御題はいつもの所から。 PR |
カレンダー
最新記事
(06/08)
(03/13)
(08/16)
(08/09)
(08/06) ブログ内検索
プロフィール
HN:
四谷 由里加
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
ネットサーフィン、……読書。(笑)
カウンター
アクセス解析
|