× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ラルツナ小噺。 初挑戦なラルツナです。 正確にはラルの片想いですが。(汗) 若干本誌ネタバレ有の為、コミックス派の方は十分にご注意を。 いいか、最初に言っておく。くれぐれも勘違いはするな。 俺は青のアルコバーレーノ(名前も口にしたくない!おぞましい!!)の元上司もとい師匠。ただ、それだけだ。 まかり間違っても想い人だとか恋人同士だとかじゃない。そんなのありえなさ過ぎる。心外にも程がある。気持ち悪い。 ―――いやまぁ、正直拙かったかな、とは思う。 確かにあの時あの場であの反応の仕方は、勘違いされてもしょうがなかった、かもしれない。 やはりというか何というか、案の定、勘違いした輩は多数居たしな。迷惑極まりない。 あぁもう、心底、全員に違うと言って回りたい。 ぶっちゃけ、想い人ひとりを除いて半殺しにしてやりたい。だが、生憎と俺はそこまで暇じゃない。 なんとか暇を作りたい・・・、が、しかし。今はそんな事をしている場合じゃない。他の事をしている暇などない。 なんていったって、いまだかつてない程の非常事態、なのだから。 ひとりじゃ無理だと解ってはいるけれど、その非常事態を引き起こしてくれやがったミルフィオーレファミリーの奴等(お前らのせいだ!と言いながら)皆殺しにして、憂さを晴らしてやりたい。(主に白蘭とその他幹部。楽に死ねると思うな!) 無理だとしてもせめてひとりにつき一、二発・・・否、十発は殴りたい。殴っておきたい。っていうか殴らせろ、本気で。 嗚呼―――、 そう・・・!そうなのだ! 何が悲しくて本当の想い人(約10年前のだけれど)にまで勘違いをされなくてはならないのか! あのクソ忌々しい黄色のアルコバレーノ(名前も―――/以下略)に誘導されたというか、何というか・・・(ああ!全く、今思い出しても腹が立つ・・・!)(自分の迂闊さにもな!) 悼んで悪いか!一応仮にも弟子で戦友だったんだ。 他のアルコバレーノだって一応同胞だ。一応な。自分がなりそこないとはいえ、近しい者(認めたくないが)が亡くなったら多少なりとも喪失感って言うものがあるんだ! お前には解らないかもしれないが・・・っていうか解って欲しくもないが、女の方が感受性やら何やらが強いんだ。女々しいが、やはり少しは感傷的にもなるんだ。そして泣きたくなくても泣いてしまう時があるんだ!・・・特に感情が高ぶった時涙腺が緩む。(言い訳がましいが事実は事実だ。) 「あの、ラル・・・?」 「・・・・・・何だ。」 「未来が変わったら、絶対にコロネロと幸せになって下さいね。」 す く わ れ や し な い 眩しすぎる笑顔が徐々に霞んでいく。 目頭が熱くなっていって、思った。 ―――やっぱり涙腺、緩んだな・・・・・・・・・。 そういや今ツナってばラルに敬語だよね!(ェ) ―――実は最初『ラルさん』って言わそうとしてたりしたんですが、なんか・・・違うなぁと思ってやめました。(敬語もなんかおかしいんだけどなぁ;;) ※このssを制作するに当たり、 今は無き御題サイト様【少年はにびいろをした不可避の幻を見る】 より、拝借していた御題を使用させて頂きました。 PR |
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四谷 由里加
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ネットサーフィン、……読書。(笑)
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